先日広告を見ていると、
おススメの本10作みたいなものを発見しました。
そこにあった第4位は、私が大好きで何度も読み返した東野圭吾作品でした。
10年以上前に読んだと思うのですが、再度脚光を浴びてるんですね。
なんとなく内容は覚えていますが、再度読み返したくなったのでまたまた読んでみました。
東野圭吾自身がこんな本はもう書けないと言った作品「パラレルワールド・ラブストーリー」
とにかくあまり出会ったことのないタイプの小説です。
最初はよく分からずなかなか進まないのですが、進めていくうちにどんどん読むスピードが加速していきます。
いろんな小説を読みましたが、どの小説が好き?と聞かれたら答える作品の1つです。
魅力
私が「パラレルワールド・ラブストーリー」を購入した理由は、本の帯に書かれていたことがあまりに魅力的だったからです。
その書かれていた内容は、
「アイデアが生まれたのは20代。
小説にしたのは30代。
そして今ではもう書けないー東野圭吾」
東野圭吾さんにここまで言われたら、大ファンの私としては読むしかありません。
そして私は躊躇なく購入致しました。
東野圭吾さんは、電気工学科を卒業されておられ、生産技術エンジニアとして会社勤めのご経験もございます。
この本を読むと、東野圭吾さんのこの経歴があるからこそ書けた本なんだなぁと実感いたしました。独創的なアイデアで、現実世界では到底起きないだろうということを実際に起こるのではないかという風に感じさせてくれます。
内容
はっきり言ってどう伝えていいか分かりません。笑
強いて言うならば、
本の裏表紙にも書かれている通り、「存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」」
この言葉がまさにピッタリです。
決して交わることのない2つの世界が同時進行していき、次第に片方の世界がもう片方の世界に近づいていきます。そして最終的には2つの世界が一つの世界へつながり、その瞬間に全ての謎が解ける。みたいな。。意味不明ですね。^^;
そしてタイトルに「ラブストーリー」と明記されている通り、恋のお話でもございます。凄く淡く、でも若干ドロドロした三角関係が描かれております。
主人公が生きる一つ目の世界ではヒロインが自分の彼女ですが、もう一つの世界ではそのヒロインは親友の彼女となっております。
どちらの世界が正しいのか、どちらの記憶が現実なのか、主人公はもがき苦しんでいきます。
あまり言いすぎるとネタバレになるのでこれ以上は言えません。
というよりも私の弱い頭ではうまく説明ができません。。
映画化が決定!
なんで今さら広告で取り上げるのだろうと気になってネットで調べてみました。
そしたら驚きました。この作品、映画化されるんですね。
驚愕の108分 真実の世界はどっちだ
公式ホームページでは、このようにうたっておりました。
5/31(金)から公開されるみたいです。
主役は、玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)で、その他にも吉岡里帆さん、染谷将太さんといった今をときめく人気の方々が共演しております。
なんか言い方がジジ臭くてすいません。。
しかも主題歌を歌うのは宇多田ヒカルさんです。
私は大のファンなので、すごく観に行きたいです。
まとめ
私は社会人になるまで小説なんて読むタイプではありませんでした。
しかし、なんとなく社会人にもなったし移動時間は本でも読んでみようではないか、ということで手にした本が、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」でした。
これにドはまりしてしまい、以降東野圭吾作品を読みあさり、他の作者の小説にも手を出すようになりました。
その東野圭吾作品の中でも特別好きなのは、今回ご紹介した「パラレルワールド・ラブストーリー」です。
今回読み終えた回数も入れて、計4回読みました。笑
読み終えた私の感想は一言です。
「記憶!」
意味不明すぎますね。^^;
でも読み終えたらそう言いたくなる方もいらっしゃると思います。
この作品を映画化して面白いのかなぁと若干不安はありますが、予告をみたところものすごく良い感じです。私は映画もぜひ観に行きたく存じます。