ども。奥様は外国人の素人主夫です。
先週は、風邪をひいた奥様の為に過ごした一週間と言っても過言ではありませんでした。彼女は風邪をちょくちょくひくのですが、39度という高熱は初めてに近いです。
そんな彼女のために毎朝作り続けたのがお粥です。
人生で初めてお粥を人の為に作りましたが、いろいろと奥が深くはまってしまいました。
本日は、私が風邪ひき奥様の為に作ったお粥を私の記録として残させてください。
目次
風邪をひいた外国人奥様の為に私が作った「お粥4選」
お粥を自分で作ろうなんて今まで考えたこともありませんでした。
しかし、今回奥様が高熱を出したことにより、風邪にはお粥だろうということでいろんなお粥を調べて作ってみました。
和風梅ニンニクがゆ
材料
- 米(50g, 約1/3カップ)
- 水(600cc)
- 白だし(30cc)
- おろし生姜(小さじ1程度)
- かつお節(1パック (2.5g))
- 塩(少々)
- 梅ニンニク(2個)
※梅ニンニクは日本から買ってきた市販のものがあったので、そちらを使いました。
作り方
- 鍋で米を洗います(このときに30分程米を水につけるのが良いようです。私は時間がないのでしておりません)
- 鍋に水と白だしを入れて強火で沸騰させます
- 沸騰したら底から軽く混ぜて、蓋をして(少しだけ開けておきます)、50分程放置します
- 50分後、軽く塩を振り、鰹節を振りかけます
- お椀に盛り付け、梅ニンニクをのせれば完成です!
中華風玉子がゆ
材料
- 米(50g, 約1/3カップ)
- 水(600cc)
- 味覇(小さじ1)
- おろし生姜(小さじ1程度)
- はちみつ(小さじ1弱)
- 卵(1個)
作り方
- 鍋で米を洗います(このときに30分程米を水につけるのが良いようです。私は時間がないのでしておりません)
- 鍋に水と味覇、はちみつ、おろし生姜を入れて強火で沸騰させます
- 沸騰したら底から軽く混ぜて、蓋をして(少しだけ開けておきます)、50分程放置します
- 50分後、溶き卵を回しかけて、少し固まったら完成です!
インド風おかゆ
材料
- 冷やご飯(お茶碗1杯程度)
- 水(400cc)
- クミン(小さじ1程度)
- カレー粉(小さじ1程度)
- ガラムマサラ(1振り)
- おろし生姜(小さじ1程度)
- はちみつ(少量)
- バター(大さじ1)
作り方
- 白ご飯とお水、クミン、カレー粉、おろし生姜、はちみつを鍋に入れて、強火で沸騰させます
- 沸騰したら底から軽くかきまぜて、弱火にし、蓋をして(少しだけ開けておきます)、20分程放置します
- 20分後、バター、ガラムマサラを入れ、かき混ぜます
- バターが溶けたら完成です!
イタリア風おかゆ
材料
- 米(50g, 約1/3カップ)
- 水(500cc)
- 塩(小さじ1程度)
- バター(大さじ1)
- 卵(1個)
- 粉チーズ(適量)
作り方
- 鍋で米を洗います
- 鍋に水を塩を入れ、強火で沸騰させます
- 沸騰したら、底から軽くかきまぜて、蓋をして弱火で40分程放置します
- 40分後、バターを入れ、溶けるまでかき混ぜます
- 溶き卵をフォークでかき混ぜながら入れます
- 粉チーズ(大さじ2程度)を入れ、よくかき混ぜます
- 器に盛り付け、更に小さじ2程度の粉チーズをまぶしたら完成です!
まとめ
私が作っただけでも4種類。
調べてみると、他にもたくさんのお粥が世界中に存在します。
作っていて思いました。とても奥が深いと。
お粥なんておじいちゃんおばあちゃんが食べていた「ふにゃふにゃの不味い米」という認識しかなかったのですが、考えが変わりました。
余談ですが、香港のお粥は食べたことあるでしょうか。
香港でお粥を食べたときに私は衝撃を覚えました。とにかく美味しいです。
出汁がとても効いていて、今まで食べたことない味に出会ったのを今でも覚えております。
話はそれましたが、今回4種類のお粥を作ってみて、奥様に聞いてみました。
「Which one is the best? (どれが一番美味しかった?)」
彼女は答えます。
「The garlic one. (にんにくのやつ)」
一番最初に作った一番シンプルな和風のお粥
これが一番だと彼女が言っていると思ったのですが、よくよく聞いてみると、お粥ではなく、お粥の上にのせた「梅ニンニク」が一番美味しかったとのことです。
はい。作り損です。
私の奥様には、人にネガティブな感情を与える才能がございます。
朝早くから起きて、彼女のことを思いながら作った私の感情はどこへ捨てればよろしいでしょうか。^^;
次回彼女が風邪をひいたときは、お粥ではなく梅ニンニクをしこたま食わしてやろうと思います。そのときは、市販のものを買うのではなく、自分で作ってやります。
全てのお粥を一応私も味見してみたのですが、個人的にはイタリア風のおかゆが一番美味しかったです。
どれもものすごく「やさし~味」、言い方をかえれば「少し薄い味」になっているので、正直体調不良の時以外は食べなくていいかなという感じです。
しかし、イタリア風に作ってみたものは、元気なときに食べても普通に美味しく感じます。「pastina (パスティーナ)」というイタリアの家庭料理を参考にしたのですが、簡単で美味しいです。
イタリアでは、米ではなくその名の通り「パスティーナ」というパスタの一種を使うのですが、私のお家にパスティーナはないので米を使いました。
やはりイタリア料理は魅力に溢れております。
奥様も無事元気になられましたし、一安心でございます。
風邪をひいた彼女にあわしていたので、若干私も痩せました。ある意味ラッキーです♪
これから本格的に寒くなっていくので、皆様も体調管理にはお気を付けください。
ピースアウト☆