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沢尻エリカさん自身に見直して欲しいドラマ「1リットルの涙」

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本日、女優沢尻エリカさんに関するショッキングなニュースを知りました。。 

 

実は先週、沢尻エリカさん主演の「1リットルの涙」というドラマを見直したばかりです。何度みても本当に素晴らしい作品でございます。

 

そんな中、このニュースだったので本当に驚きました。

 

生きる意味は分からなくても生きなければいけない理由が分かるドラマ「1リットルの涙」

皆様は、新しい環境へ飛ぶこむときに観る映画やドラマ、もしくは、聴く音楽などはないでしょうか。

 

私自身は、大きな環境の変化があるときに必ず観るドラマがあります。

それが「1リットルの涙」です。

 

原作である書籍「1リットルの涙」の著者(木藤亜也さん)が、自分自身の手が動かなくなるまで綴った闘病日記がドラマの題材となっております。

 

木藤亜也さんの病気は、「脊髄小脳変性症」というものです。

発症後、歩行時のふらつきから始まり、進行するにつれて最後は運動機能の全てを失ってしまい、死に至る難病です。

 

2019年現在でも治療法は見つかっておりません。

運動機能を失っても知能は正常なので、本当に苦しい病気です。

一日も早く完治できる病気になって欲しいと切に願っております。

 

そんな木藤亜也さんが、いかに病気と闘い、最後まで生きることを諦めなかったというドラマが「1リットルの涙」です。

 

そして、木藤亜也さん役を演じるのが、女優沢尻エリカさんです。

 

沢尻エリカさんの女優としての素晴らしい才能

木藤亜也さん役を演じる沢尻エリカさんですが、私は「パッチギ!」と、この「1リットルの涙」に出演されている沢尻エリカさんをみて、とてつもない才能をもった女優さんだなと感じておりました。

 

しかし、その後の「別に」発言で大バッシングを受け、しばらく表舞台から遠ざかったのは記憶にある方も多いと思います。

 

余談ですが、なんという映画の舞台挨拶のときに彼女が「別に」と発言されたのかご存知でしょうか。

 

それは、「クローズドノート」という映画です。

 

私は映画では見ておりませんが、小説で読んでとても感動した記憶があります。

なので、映画でも凄くみたいとずっと思っているのですが、まだ見る機会に恵まれておりません。

 

話を戻しますが、

演技のことなんて私にはなにも分かりません。

 

しかし、「1リットルの涙」での沢尻エリカさんは本当に凄いです。ドラマの世界にこんなに吸い込まれることは、後にも先にもこれ以上のものは個人的にはございません。

 

大バッシングもありましたが、現在では、女優として活動も再開されていたので、今回の報道は本当に残念で仕方ありません。

 

少なくとも10回泣ける

この作品を私は映画とドラマで見たことがあります。

本ではまだ読んだことはありません。

 

映画もとても良いのですが、映画はドラマよりもよりリアルな感じだった記憶があります。

 

私は、どちらかというとドラマ派です。

そして、ドラマは全11話で構成されております。

 

私は今回で見るのが3回目になりますが、計30回以上泣きました。

基本1話目では私は泣きません。でも2話目以降は気付けば毎回泣いています。

 

主役の沢尻エリカさんと、それをサポートする両親役の薬師丸ひろ子さん、陣内孝則さん、妹役の成海璃子さん、クラスメイト役の錦戸亮さんとのやりとりに毎回涙してしまいます。。

 

そして、悲しいだけではないのがこのドラマです。

このドラマを私が一番好きな理由は、前を向く言葉がたくさん散りばめられているからです。

 

勇気を与えてくれる心にしみわたる言葉

物凄く切なく、悲しいドラマですが、それ以上に「生きよう!」「前へ進もう!」と強く思えるのが、このドラマです。

 

個人的に本当に感銘を受けた言葉を一部抜粋させて下さい。 

 

いいじゃないか転んだって

また起き上がればいいんだから

転んだついでに空を見上げれば

青い空が今日も限りなく広がってほほえんでいる

あたしは生きてるんだ

※実際に木藤亜也さんが残した言葉を引用

 

話すときに大切なのは、伝えたいという気持ちと受け取りたいという相手側の気持ち

伝えることを諦めてはいけない

聞く気持ちがある人には必ず伝わる

※ドラマ内で、先生役の藤木直人さんが亜也役の沢尻エリカさんに言った言葉を引用

 

お前が話すならどんなにゆっくりでもちゃんと聞く

電話で話せないならこうやって直接会いに来る

お前が歩くならどんなにゆっくりでも一緒に歩く

昔みたいにいかなくてもそういう気持ちでつながっているから

住む世界が違うとは思わない

※ドラマ内で、クラスメート役の錦戸亮さんが亜也役の沢尻エリカさんに告白したときの言葉を引用

 

人は過去に生きるものにあらず

今できることをやればいいのです

※木藤亜也さんが、実際に残した言葉を引用

 

ドラマでは、この他にもたくさん、生前木藤亜也さんが残した言葉が紹介されております。本当に心にしみる言葉ばかりで、一生懸命生きる人の言葉は、人の心に突き刺さるんだなといつも勇気をもらっています。

 

名曲ぞろいの音楽

良いドラマや映画には良い音楽が付き物です。

そして、この「1リットルの涙」ももちろん名曲ぞろいです。

 

主題歌

K「only human」

 

挿入歌

レミオロメン「粉雪」、「3月9日」

 

放送された年に大ヒットした「粉雪」もさることながら、エンディングで流れるKさんの「only human」もこのドラマに驚くほどマッチしております。

 

特にこの歌詞の一番最後の部分が私はとても好きです。

 

雨雲が切れたなら 濡れた道かがやく

闇だけが教えてくれる

強い 強い 光

強く 前へ 進め

(K「only human」引用)

 

素敵な歌詞だなぁと思って、作詞家を調べると小山内舞さんという方が作詞をされておりました。他の曲も調べてみたら、KさんやCHEMISTRYさんの曲を多く手掛けているようでした。

 

ドラマのエンディングを聴いて泣くことなんてそうそうないですが、毎話、Kさんのエンディングを聴いている頃には、とめどなく涙が流れ出ておりました。

 

まとめ

このドラマをみて、終始私が感じることは、絶対に「生きよう」ということです。

 

一番最初にこのドラマをみたのは、10年以上前です。

当時は、「なんのために生きてるんやろう」「こんな人生意味あんのかな」とか思うことが0ではありませんでした。

 

誰にだってそう思うことは、人生に一度や二度あるんじゃないかなと思います。

 

でもこのドラマをみて私が学んだことは、生きる意味は分からなくても生きないといけない。とにかく生きていれば大丈夫。ということです。

 

もしいろんなことから逃げてしまったとしても「生きる」ことからは、絶対に逃げたらいけない。そう考えるようにもなりました。

 

それを教えてくれたのがこのドラマ1リットルの涙です。

そして、このドラマの最後は、この言葉で締めくくられております。

 

「生きるんだ」

 

たった5文字。

たったの5文字ですが、非常に重みを感じる5文字です。

 

命がなくなるという恐怖以上の恐怖はなにもないと、私は思います。

原作者、木藤亜也さんはそんな恐怖と逃げずに何年も闘い続けました。

 

生きることに一生懸命な人は本当に素敵だと思います。

 

自分のことを考えると、私はとても恵まれております。

なにかにぶつかってイヤになったら私はいつもこう考えます。

 

考える頭があり、

周りを見渡す目があり、

言葉を伝える口があり、

人の話を聞く耳があり、

行きたいところへ移動するための足があり、

助けを求めたいときに差し伸ばす手も、誰かが助けを求めているときに差し出す手もある

この力があれば、なんだって出来る

と。

  

私も彼女が残してくれた言葉を胸に、これからも生きることには一生懸命でいたいと思います。

 

そして沢尻エリカさんに私は言いたいです。

一度自分の作品「1リットルの涙」を見直すべきだと。

 

薬物を使用するという事は、生きることへの怠慢だと思います。

木藤亜也さんは、絶対そんなことをすることはなかったと思います。

 

沢尻エリカさんにとってはただ演じただけかもしれませんが、演じた役柄に責任を負って欲しいです。

 

「1リットルの涙」で、木藤亜也さんを演じた沢尻エリカさんから勇気をもらった人はたくさんいると思います。

 

私もその中の一人です。

 

沢尻エリカさんには、「生きる」ということをもう一度考えて欲しいです。

そして木藤亜也さんの「生きるんだ」という気持ちを再認識していただきたいです。