連日世間を賑わせているこの話題ですが、もはや本質から外れ、お家騒動と化しているように思いますので、私はそのことに関して書くことは何もございません。
しかしながら、宮迫さん・田村亮さんの謝罪会見と、吉本興業上層部による謝罪会見を比較した際、謝罪するときのお手本にすべき謝罪と、絶対にお手本にしてはいけない謝罪の両方をまとめて見れたと感じました。
上手に謝ることって、生きていくうえでとても大切だと思います。
なので本日は、最高の謝罪、最低の謝罪ということをテーマにブログを綴りたいと思います。
目次
メンタリストDaiGoさんが語る「謝罪の4つのポイント」
あのメンタリストのDaiGoさんが、YouTubeチャンネルを開設されていることはご存知でしょうか。
早口すぎてなかなか理解するのに苦しいときもありますが、とても論理的かつ哲学的にしかも心理学的にいろんな話をしてくれているので、とても勉強になります。
観ていてなんか頭がよくなった気になってしまいます。^^;
そんなDaiGoさんが、今回の両謝罪会見をみて、良い謝罪とダメな謝罪のポイントを動画にアップしてくれております。
かつてモントクレア州立大学が、183件のいろんな謝罪会見を集めて、どの謝罪が良かったかという意見を10万件集め、データ分析を行ったそうです。
そしてその結果、やるべきこと4つと、やってはいけないこと4つが導き出されたとDaiGoさんは動画内で言われております。
確認した結果、宮迫さんの謝罪にはやるべきことが全て入っており、岡本社長の謝罪には、やってはいけないことが全て入ってしまっているようです。
最高の謝罪をするために重要な4つのポイント
1. 謝るべき相手を決めて話す
=今回の場合は、被害者、会社、先輩・同僚・後輩
2. 常に謝罪している相手に向けて言葉を発する
=常に被害者に向けて、被害者をたてて、自分の非を認めて許しを請う
3. 罪を償うための行動を用意してから謝罪をする
=新しい被害者を出さないために、こういったことを気を付けてください等を広める活動をしたいと宮迫さんは仰っておりました。
4. 客観的に語って言い訳しない
=自分が言ったことを否定しないで、客観的にとらえ、しっかりと謝罪する。決して自分が言ったことはそういう意味じゃなかった等のことは言わない。言えば言うほど叩かれてしまう為。
最低の謝罪にしてしまう4つのポイント
1. 言い訳をする。行動の正当化をする。
2. 他人を責める
3. 自分が当時抱えていた問題やトラブルについて話す
(=いきなり発言を覆されて、現場がひっくり返り、大変な状況になっていたので対応が遅れた等。※これをしてしまうと、自分を正当化することにつながってしまいます。自分を正当化するのではなく、ひたすら自分をさげすんで、取り返しのつかないことをしてしまった等、謝り倒して周りに自分を正当化してもらうことが大切)
4. 自分の行動や発言を矮小化する(=誰かにとって重く受け取られるはずの言葉を軽く自分では考えていた、と発言・行動すること。場を和ますつもりで言っただけで、恫喝のつもりはなかった等)
まとめ
これ面白くないですか。
まさに2つの会見そのものが、良い例と悪い例として完璧に当てはまっております。
普通の社会人あれば、謝罪会見をする機会はなかなかないかもしれませんが、謝罪をする機会は必ず訪れると思います。
そんなときは、この2つの動画を今一度見返して何をすべきか、何をしてはいけないのか、参考にすればうまく謝罪が出来ると思います。
まさに最高の教材です。
DaiGoさんは、最後にこうも言っております。
「上手く謝れる人は、ビジネスでも人間関係でも上手くいく。」
謝れない人、うまく謝ることが出来ない人は、人を信じることが出来なくなっていき、負のスパイラルが生まれるようです。
奥様に謝罪する機会も多い私なので、今一度勉強の為、宮迫さんと吉本興業の謝罪会見をノーカットで観てみようと思います。
ピースアウト☆