突然ですが、
既に結婚している人もまだ結婚していない人も結婚したけど失敗してしまった人も
理想の夫婦像をお持ちの方は、たくさんいると思います。
結婚生活の長い人や失敗してしまった人にとっては、
そんなものもう捨てたという方もいらっしゃると思いますが。笑
でも理想を持ち続けて、それに向かって努力するという事もとても大切なのではないかと私は思います。何事も諦めたらそこで終わってしまいます。
そんな私の理想の夫婦は、
困っているときに助け合い
楽しいこと、辛いことを共有し
常に一緒にいて
常にポジティブで前を向いている夫婦
ありきたりですが、これが私の理想です。
そして本日ヤフーニュースを見ていると、この私の理想通りの夫婦なのではないかというカップルを発見致しました。
夫婦漫才コンビの「かつみ・さゆり」さんです。
目次
私の理想の夫婦像を具現化した夫婦「かつみ・さゆり」
関西の人にとってはなじみがあると思いますが、関東の人にとっては少しなじみの薄い芸能人かもしれません。
1995年に結婚し、のちに「太平かつみ・尾崎小百合」として夫婦漫才コンビを結成。その後「かつみ❤さゆり」に改名し、現在はレポーターとしてよくテレビで見かけます。
また、1億7000万円という多額の借金を抱えていることでも有名です。借金の利息だけで約2億円も支払っているとご本人が言われております。
私は地元に帰ったとき「せやねん」という番組が好きでよく見るのですが、このお二人のロケはぶっ飛んでいるので面白くて好きです。
実は投資の天才、夫かつみ
失敗談ばかり取り上げられるかつみさんですが、この方、実はものすごい先見の明があるんです。
ただ、いつもどこか抜けているので成功した数と同じだけの失敗がございます。
しかもその失敗がケタ外れの為、そちらばかり取り上げられているように思います。
そもそもかつみさんが借金を抱えるようになった理由は、バブルの絶頂期、株や不動産の売買で約3億円手にしたところから始まります。
当時かつみさんは25歳前後。すごいですよね、そんな若さでに3億円を手にするなんて。。
これでやめておけば良かったのですが、3億円を10億円にしてやろうという思いで、信用取引に手を出します。しかし、バブル崩壊により4億7千万円の大損をすることに。。
手元に残ったのは1億7000万円の借金のみ。。
ここからかつみさんの借金生活はスタートします。
そして、借金を返済するためにあの手この手と、あらゆるビジネスに手を出すのですが、このエピソードが面白すぎます。
テレビやネットで書かれている面白いエピソードをいくつかピックアップさせていただきます。
オオクワガタの繁殖
オオクワガタブームの当時、かつみさんはオオクワガタを繁殖させようと、その幼虫を入手し、大量のオオクワガタの繁殖に成功させています。
当時のオオクワガタの値段は、大きいもので数万円。
かつみさん、やっぱり天才です。これでかなりの金額が返済できるはずです。
それに対して、何を血迷ったかさゆりさんはオオクワガタのいる部屋でバルサンをたいてしまいます。
お住いの部屋一室をまるままオオクワガタの部屋にしていたそうですが、コバエが大量に発生してしまい、かつみさんが不在中にそれを退治しようとしたそうです。
さゆりさんには、オオクワガタが「虫」という概念が全くなかったようです。。
そして、せっかく繁殖させたオオクワガタは全滅に。。笑
ラーメン屋さんをオープン
「ボヨヨンラーメンウマインジャー」という斬新な名前のラーメン店をオープンさせます。さゆりさんが手がけた内装は、ピンクを基調としており、まるでラブホテルみたいと当時大阪では話題になっておりました。
しかし、わずか1年足らずで閉店に。
その閉店理由が衝撃です。
店の経営を任せていた、人の良いさゆりさんのお兄さんが、アルバイトに募集してきた人を片っ端から雇い続けていたようです。その結果、人件費が65%を超えるという異常事態に。中には日本語を全く話せない外国人も雇っていたようです。笑
そりゃ潰れますよね。。
100円ショップをオープン
当時100円ショップがどこにでもあるという時代ではなかったそうです。
その時に先を見越して、かつみさんは100円ショップをオープンさせます。
やっぱり目のつけどころは天才的です。
珍しいこともあり、順調だったようですが、まさかのダイソーが近くにできてしまい、売り上げが激減。
しかも70個のバケツを発注する予定が、誤って700個の誤発注をするという事件も勃発。残念ながら潰れてしまったようです。
一口馬主に
いろんなビジネスに手を出すかつみさん。
今度は一口馬主に手を出します。
しかし選んだ馬が面白すぎます。
まさかの閉所恐怖症の馬だったようです。笑
スタートするときに必ず狭いゲートに入らなければいけない競走馬。
閉所恐怖症であればスタートすらできません。
結局一度もレースに出走することなく終わったようです。。
一発逆転なるか「バンクシー」の絵を保有中
すっごくすっごく長い前置きになりましたが、今回私がヤフーニュースで見たかつみ・さゆりさんの記事はこちらです。
現在高騰し続けているバンクシーの絵を4年前に200万円で購入し、現在も所有しているようです。証明書も入ったホンモノで、希少価値のあるサインも付いているとのことです。
記事によりますと、実は以前、かつみ・さゆりさんが金欠のときにこの絵を売ろうと、オークションにかけようとしたことがあるみたいです。
でも、この時に「バンクシーのシュレッダー事件」なるものが起こり、この事件の影響を受けて、バンクシーの値段は倍以上に値上がると夫妻は聞き、オークションにかけるのはやめたようです。
この記事にはこうも書かれていました。
夫妻は芸術家の草間彌生氏の作品も所有。さゆりは「草間彌生さんのだれも全然知らない時に13万円で買って冷蔵庫の上に置いていた」と話した。その後、草間氏がニューヨークである賞を獲得。夫妻は作品を90万円で売った。現在では草間氏の名声は世界的なものとなり、さゆりは「売らなかったら今、3500万円です。同じものが」と残念そうに話した。
この流れでいけば、今回もオークションにかけて手放した後に「バンクシーのシュレッダー事件」が起こり、大損こいた。ちゃんちゃん。となりそうなところですが、今回は一味違います。ほんとにものすごい価格になって借金返済出来るかもしれません。
今後もこのご夫婦から目が離せそうにありません。
それにしてもかつみさんの目の付け所は半端ないです。
ちゃんとしたコンサルみたいな人が周りについていたら、このご夫婦、今頃億万長者になっているのではないかと感じさせてくれます。
まとめ
長々と書いてまいりましたが、あの手この手を使って借金を返していこうとするかつみ・さゆり夫婦。
人によっては自己破産をすすめる方もいるそうです。
しかし、かつみさんは断固としてそれを拒否しております。自分で作った借金は自分で返すと。一度3億稼いだことのある男が、1億7千万円を返せないわけがないと。
現に利息だけで2億円も返済しております。
かっこよすぎます。
今回このブログを書くためにいろいろと調べてみましたが、かつみさんを見ていると昭和のにおいがプンプンします。
やっぱりこういう人間臭い人の方が、私は魅力を感じます。
そして、それに文句を言わずついてきてくれる奥さんのさゆりさんもとても素敵です。
さゆりさん、あまり注目されませんが、かなりきれいだと思います。
1969年7月生まれのようですが、もう間もなく50歳とはとてもじゃないけど思えません。かつてはミスコン荒らしとしても名をはせたこともあるそうです。
実は私、この二人に会ったことがあるんです。
昔していたアルバイトのイベントにこのお二人が出ていました。
私はただ立っているだけの1スタッフ。
このお二人は、そんな1スタッフの私にも出番が終わったあとに笑顔で頭をさげ、「ありがとうございました」と声をかけてくれました。
その印象が今でもあるため、とてもいい人たちという認識をもっております。
とても長くなってしまいましたが、
夫婦でコンビを結成され、仕事も常に一緒、そしてどんなことがあっても前向きに二人で歩んでいる、というところがとても素敵に思い、憧れます。
借金は嫌ですが、こういう明るくてポジティブな夫婦になれたらいいなと私は思います。
バンクシーの絵で一発完済となるよう、陰ながら祈っております。